今回用意したLinux環境では Emacs を使用できる.コマンドは emacsである.使い方は Windows 上での Meadow とほとんど同じなのでここでは説明は省く.Emacs での日本語入力には Anthy という日本語入力システムを使用する(この Anthy は,京都大学大学院の修士課程に(当時)在籍していた学生さんたちが中心となって開発されたものである.ここを読んでいるみなさんにも,彼らに負けないような活躍を期待する).以下に Anthy でのキー操作を示す(「C-x」 はコントロールキーを押しながら x を押すことを示す.「M-x」 は Esc キーを押してから x を押すことを示す(例にはないが)).
日本語入力の切り替え C-\o 変換 スペース 確定 Enter 次の候補 C-n 前の候補 C-p 次の文節 C-f 前の文節 C-b 文節を広げる C-o 文節を縮める C-i
Xウィンドウシステムでは scim という多言語入力システムのインタフェースを利用することにより Anthy を使用できる.すなわち scim により Emacs 以外の Xウィンドウシステム上のアプリケーションで日本語入力が可能となる.「Shift+スペース」により日本語入力をトグル切り替えできる.そのほかのキーバインドは Emacs 上の Anthy と,ほぼ同じである.
Windows 上で使っていた EdMaxと同じような操作感を持つアプリケーションとして, Thunderbird を使ってメールを読むことができる.以下,Linux で Thunderbird を使ってメールを読むための設定について説明する.


以上の設定で,Linux上からもメールが読めるようになる(ただし,Linux上で受け取ったメールはWindows上のThunderbirdからは見えないので,注意!).メインで利用するのがWindowsであるなら,Linux上のThunderbirdでは受信メールをサーバへ残す設定にしておき,WindowsのThunderbirdでは受信メールをサーバから削除するに設定しておくとよい.既にWindowsでThunderbirdを使っているので,英語で表示されていても使い方は想像できるだろう.
"Get Mail"アイコンをクリックすることで,メールを受信できる."Enter your password:" というダイアログが出てきたら,メールアカウント用のパスワードを入力する.
"Write" アイコンをクリックすることで,新しくメールを作成して送ることができる.ここで,"Attach" アイコンをクリックしてでてくるメニューの"Files"を選ぶと,ファイルを添付することができる."To:" と書いてあるところに,メールを送信する相手のメールアドレスを入力する."Send"アイコンをクリックすると,メールを送ることができる.
詳細な使いこなし方については,Web上のいろいろな解説を参考にするとよい.
| ■課題 Linux での日本語入力とメール A&D I のレポート用のアドレス rep-ad1-cs@edu.inf.shizuoka.ac.jp 宛に,「日本語で」今回の UNIX 講習会の感想を送ること.Subject は 「report: linuxmail」とする.なお,Thunderbirdからメールにプログラムを添付して提出する練習として,この手引きに出てきた 「kuku.c」などを添付してみるとよい. |